5/22 消防署員さんによる「救命救急講習会」が開かれました。
以前参加した職員さんも、初めて参加する職員さんもいます。
慌てず、すみやかに対応できるように日頃からの訓練が必要ですね。
まず、署員さんによる説明。
平成29年度松江消防署で救急搬送された方 8,148人
そのうち3%弱の方が心肺停止の状態だったそうです。
早い応急手当で救命率が高くなります。南消防署から”こころ”までの距離で
救急車が到着するまでおおよそ6分。(だそうです)
救命率は、応急手当なしだと 約13% 応急手当ありだと 約26%
なんと2倍!!
では、始めましょう。
①反応の確認
②助けを呼ぶ
”誰か来てください。助けてください!”
誰か来てくれたら・・・
誰でもよいので
「119番救急車を呼んでください。呼んだらまた戻って来てください」
「AEDを探して持ってきてください。無くてもまた戻って来てください」とそれぞれお願いする。
この時、”また戻って来てください” と言うのは
救急車を呼んでくれたかの確認とAED有無の確認の為です。
③呼吸の確認
自分の目線は、相手の頭の方から足元へ
呼吸なしの場合
④胸骨圧迫(強く、早く、絶え間なく)
1分間に100~120回胸骨圧迫をしていきます。
早い動作で圧迫を行わなければなりません。
圧迫の深さは5cm。 結構な力が要ります。
⑤人口呼吸(気道確保)
胸骨圧迫30回→人工呼吸
胸が上がる程度を1秒かけて2回
自分の口で相手の口を覆う感じで行います。
この④→⑤(若しくは④のみ)で救急車の到着を待つ。
ものすごく体力のいる動作です。2分ももたないぐらいです。
出来るだけ、交代要員を確保し絶え間なく続けることが大事だそうです。
しっかり講習を受けたので、復習をがんばります。
いざというときのために。